「年末までに片づけを終えて、整ったおうちと心で新年を迎えたい」
そんな方を応援する、年末の片づけ応援特集をお届けします!
(前編はこちら)
今回の中編では、これを読めばこんまり®︎メソッドの基本がわかる!
『こんまり®︎メソッドの5つのステップ』をまとめてご紹介します。
こんまり®︎メソッドに触れたことがない方も大丈夫。
この5ステップを忠実に、順番通りに実行すれば、必ず片づけは終わります!
Step1: 「理想の暮らし」を考える
「片づけたい!」
その勢いは大事ですが、いきなりモノを捨てることから始めるのは、リバウンド地獄に自ら身を投じるようなもの。
片づけを始める前に、「片づけをすることで何を手に入れたいのか」=「理想の暮らし」をじっくり考えることが、片づけの成功率を大きく左右します。
まず最初のStepでは、片づけの途中で挫折したり、モノを捨てることばかり考えて不幸にならないために大切なステップ、「理想の暮らしを描くこと」についてご紹介します。
▶︎リバウンドしないために!片づけの前に理想の暮らしを描くのが大切な理由
Step2: 「モノ別」に片づける
片づけで絶対にやってはいけないのは、場所別に捨て始めてしまうこと。
「寝室を片づけてからリビングに・・・」
「引き出しを上から一段ずつ片づけよう」
よくある片づけ方のように思えますが、実はこれが致命的な間違いなのです。
そこで、片づけを最短距離で進めるための一番のポイント『「モノ別」に片づける』についてご紹介します。
▶︎場所別に片づけていませんか?一度で片づけるにはモノ別でやるとうまくいく!
Step3: 触った瞬間に「ときめき」を感じるかどうかで判断する
「モノ別で片づける」際に、必要な作業は「モノを捨てるか残すか見極めること」と「収納場所を決めること」
では、何を基準に「捨てるか残すか」を決めるのでしょうか?
片づけようと考えるとき、捨てることばかりを考えてしまいがちですよね。でも、捨てるモノを探して片づけをしていると、
「捨てられるモノを探すうちに、家中のモノがいらないものに見えてきた‥」
「いくら捨ててもどうも家がスッキリしない‥」
「捨てた分また一気に買い物をしてしまい、一向にモノが減らない‥」
そんなスパイラルに陥り、片づけて幸せになるどころか、かえって不幸になってしまいます。
本来片づけで選ぶべきなのは、「捨てるモノ」ではなくて「残すモノ」
幸せになるためのモノの選び方こそが、こんまり®︎メソッドのまさに要である「ときめきを基準に残すモノを選ぶ」ことなんです。
▶︎片づけで残すモノは「ときめき」で決める!幸せになるためのモノの選び方。
Step4: 正しい順番で片づける
モノ別で片づけることが大切とStep2とお伝えしましたが、実はその「順番」もとても大切。
「今日は片づけの日!」と思っていたのに、気がつくとほとんど進まないまま日が暮れる‥。
そんな時手元にあるのは、たいていマンガか本か、アルバムなどの思い出グッズではないでしょうか?
せっかく片づけをする気になったのに、思い出品の片づけから始めてしまっては、必ずといっていいほど失敗します。
片づけをスムーズに進めるためには、「残すか捨てるか」の判断の難易度の低いモノから片づけを始めて、片づけにおける判断力を段階的に身につけていくことが大切なのです。
▶︎どんどんモノが片づくコツは5つのカテゴリーと正しい順番
Step5: 家にある「あらゆるモノの定位置」を決める
「片づけてもまたすぐ散らかってしまいます・・・」
その大きな原因は、定位置が明確に決まっていないからです。
定位置が決まっていれば、片づいたおうちをキープするには「使ったあとは定位置に戻す」だけ。
くたくたに疲れている時でも何も考えずにさっと部屋を片づけることができる安心感は、忙しい日々の大きな助けになります。
リバウンドしないためにはすべてのモノの定位置を「一つ残らず決める」ことがポイント。
一つでも住所不定のモノがあると、散らかる可能性が一気に高くなってしまいます。
一つ残らず決めるなんて、途方もない作業に思われるかもしれませんが、大丈夫です。
定位置を決める方法は、意外とシンプルなのです。
▶︎収納を考えるのはモノを捨てた後に!お家の全てのモノの定位置を決めよう
今回の記事では、こんまり®︎メソッドの基本の5ステップをご紹介しました。
片づけられるイメージがわいてきましたか?
次回、年末の片づけ応援特集の【後編】では、年末までにおうちをきれいにしたい方がおさえるべきおうちの「ツボ」についてご紹介します。
お楽しみに!
参考書籍
近藤麻理恵(こんまり)『人生がときめく片づけの魔法 改訂版』