片づけ祭りの最中、気づいたらお部屋が散らかり放題。
忙しくてついモノを出しっぱなしにしてしまって、洋服やおもちゃ、食器も山積み‥‥
「せっかく片づけたのに、リバウンドしちゃった‥!」
そんなふうに思ったことはありますか?
でも、それはリバウンドではなく、一時的に「散らかっている」だけかも。
そんなときに心が折れて挫折しないための対処法を、近藤麻理恵著『人生がときめく片づけの魔法2 改訂版』より抜粋してご紹介します。
「リバウンドしちゃった‥!」と思ったらまずやってほしいこと
お部屋が散らかり放題で、「せっかく片づけたのに、リバウンドしちゃった‥!」
そんな時はとりあえず、定位置が決まっているモノを戻していってみてください。
洋服をたたんで引き出しにしまい、おもちゃを箱に収納し、ぬいぐるみをカゴに戻し、紙クズをゴミ箱に捨てて、洗った食器を棚に戻す‥‥
散らかり放題に見えても、30分もあればきれいなお部屋に戻せたのではないでしょうか?
じつはこれは、リバウンドではありません。
日常の片づけ、「使ったら元に戻す」ができていなかっただけ、一時的に散らかっていただけです。
「リバウンドする」のと、「散らかっている」は違うのです。
「リバウンド」と「散らかっている」の違い
リバウンドとは、一度完璧に片づけたはずなのに、定位置が決まらないモノがおうちにあふれるようになること。
多少散らかっていても、あらゆるモノに定位置が決まっていればまったく問題ないのです。
出かける前はバタバタ、帰ってきたらクタクタで、散らかったまま寝てしまう‥そんな時は誰しもあるもの。
こんまりさんでも、忙しい時はたたんでいない洗濯物がたまってしまうこともしょっちゅうだそうです。
それでも冷静でいられるのは、時間さえあれば元のスッキリと片づいた部屋に戻せることを知っているから。
「30分あればきれいにできる!」という確信がもたらす安心感は計り知れません。
勘違いによるモチベーション低下に注意!
NGなのは、ただ散らかっているだけなのに
「あーあ、もうリバウンドしちゃった」と勘違いしてしまうこと。
こうなると片づけのモチベーションは急降下、本当にリバウンドしかねません。
だから、片づけ祭りの合間に多少散らかってもへこまないこと。
まずは定位置(収納は最後に決まるので、片づけ祭り中は仮の定位置)が決まっているモノを元に戻してください。
その後、基本に立ち返って、冷静に先に進んでいきましょう。
すべてのモノに定位置を決めることができて、初めて片づけのゴールです。
大丈夫。
片づけが進むほど、散らかった状態を元に戻す時間はどんどん短くなっていきますし、片づけ祭りを最後までやりきりさえすれば、けっしてリバウンドすることはありません。
信じて、頑張ってください!
(参考書籍:近藤麻理恵著『人生がときめく片づけの魔法2 改訂版』)