お気に入りの記事の端切れや、壊れたブローチに、古い携帯ストラップ。
一見、用途不明な小物たちに見えるけれど、自分にとってときめくモノってありませんか?
他人からなんと思われようとも、ときめくモノであれば堂々ととっておくのが正解です。
そして、どうせならときめくモノを最大限に活用したいですよね。
こちらの記事では、「ときめくけど役に立たない小物類」のとっておきの活用法についてご紹介いたします。
小物類の飾り方は、大きくわけて4つ
「小物」と一言でいっても、種類もバリエーションも数え切れないほどあるのが「小物類」。
おうちの中のモノの構成要素で一番多いと言っても過言ではないのではないでしょうか。
そんな小物類ですが、実は飾り方は大きく分けてたったの4つ。
まずは、ぬいぐるみやフィギュアなど、そのまま飾る「置く系」、キーホルダーや携帯ストラップなど引っ掛けて飾れる「かける系」、ポストカードや包装紙などの「貼る系」、端切れやスカーフなどの「包む系」の4つに分類できるのです。
これから、それぞれ4種類の飾り方について詳しくご説明いたします。
「置く系」の飾り方
文字通りそのまま置いて飾る方法です。
細々とした小さなモノは、大量に棚の上に並べると雑然とした雰囲気になりやすいの、カゴや敷物で、枠を作って飾ってみましょう。
見た目にもスッキリと収まり、掃除も格段にしやすくなります。
見えるところに置く以外には、収納の中に飾ることもおすすめです。
こんまりのお客様には、下着などをしまう引き出しに、ラインストーンで作られたカエルのブローチを、ひょっこりと顔をのぞかせているように飾っているお客様もいらっしゃったそうです。
引き出しを開けるたびに、ちょっぴり笑顔になりそうですよね。
「かける系」の飾り方
2つめは引っ掛けて飾る「かける系」の飾り方です。
つけきれないほどあるキーホルダーや、もう髪には使わないモチーフ付きのヘアゴムなど、
こういうモノは洋服の掛かっているハンガーの首部分に引っ掛けてしまうのがお手軽です。
リボンやネックレスなどの長さのあるモノであれば、同じように活用できます。
他にも壁掛けフックの根本や、カーテンレールの端に飾るのもおすすめです。
「貼る系」の飾り方
3つめは「貼る系」の飾り方です。
飾りきれないポスターを収納スペースの中に貼るのは、「こんまり流」の大定番。
クローゼットのドア、棚の背面、引き出しの底など、収納スペースの内側には、ときめきをしこめる可能性が秘められています。
ポスター以外にも、ときめく布や紙があれば、ぜひ貼ってみましょう。
クリアケースをお使いでしたら、引き出しの手前に好きなポストカードを差し込んで飾るだけで、世界に1つしかない「ときめくクリアケース」の出来上がり。
最近では、理想のおうちや、行ってみたい国の写真など、ときめくモノを集めて貼った手作りボードを作られる方も増えていると思います。
これこそまさに「貼る系」ときめき飾りの集大成。興味のある方はぜひ作ってみましょう。
「包む系」の飾り方
最後に「包む系」の飾り方です。
端切れや、エコバッグ、着れなくなったスカートなど布っぽいモノでしたら応用可能です。
例えば、エコバッグなどの袋型のモノには、オフシーズンの掛け布団を空気を抜きながら納めてしまえば、小さく収納することができて、見た目も可愛く実用性も抜群です。
端切れなどの平たい布は、散らかりがちなケーブル類を包んでケーブルカバーにしたり、季節外の電化製品のホコリよけにするのもいいですね。
夢のようなときめくモノだらけのお部屋も実現可能
片づけ祭りの最中に、こうした「役には立たないけれどときめくモノ」を見つけたら、「飾りモノ」カテゴリーとして1箇所に集めておきましょう。
お部屋全体がスッキリし、ときめき感度が上がりきった片づけ祭りの終盤になると、飾りつけのインスピレーションがバンバン湧いてくるようになるので、最後に一気に飾りつけしていくのがオススメです。
そして、こんな風に飾っていくと、お部屋の中はいつの間にかどこを向いてもときめくモノだらけになっていきます。
引き出しの中や、扉の裏、棚の奥までときめきで溢れているなんて、夢のようですよね。
ときめくけれど役には立たない小物たちの出番をぜひ作ってみましょう。