理想の暮らしを過ごすために欠かせないのが、毎日一緒にいるお家です。

しかし、片づけをするときにはお家のことはあまり考えられていないのではないでしょうか?

実は、お家の存在を意識することで片づけの進むスピードが格段に上がるのです。

今回は、お家の存在を意識することで理想の暮らしに近づくコツをご紹介します。

片づけは「人とモノとお家」のバランスを整える行為

「お家の存在を意識しながらモノを片づける。」

一見、実用性のない、夢見がちな考えのように聞こえてしまうかもしれません。

ですが、実はここを見逃すと片づけがうまくいかないことがほとんど。
そもそも、本来の片づけとは、「人とモノとおうち」のバランスをとる行為なのです。

世の中の片づけ法のほとんどは、自分とモノとの関係性を強調しても、お家の存在は考えられていないことが多いのではないでしょうか。

いつも同じ場所で守ってくれている、どんなにクタクタになった日も自分を癒してくれる、そして「今日は何もしたくない!」と寝転んでいる日も「いいよ」と受け入れてくれる。
こんなにも懐の深い大きな「お家」という存在をさしおいて、片づけがうまくはずはないのです。

いつも自分を支えてくれるお家への恩返しの気持ちで、「どうすればお家が喜ぶか」という視点で片づけを始めると、多くのことが見えてきます。

こんまり®︎流片づけの始まりは、お家へ敬意を示すことから

片づけコンサルタントのこんまりこと近藤麻理恵が、お家に伺ったときに1番最初に行うことは「おうちに挨拶をすること」です。

家の中心部の床に正座をして、名前、住所などの簡単な自己紹介をしてから、心の中で「今よりももっと、幸せに過ごせる空間がつくれますように」と話しかけて、丁寧に一礼をします。

時間にすれば約2分ほどの沈黙の儀式は、ほとんどのお客様が不思議そうに見つめるのですが、この挨拶をするのとしないのでは、片づけのスピードや質が格段に変わってくるのです。

お家とコミュニケーションをとるために、近藤麻理恵はあいさつ以外にもおうちに敬意をもって、ワンピースにジャケットという正装で片づけに臨んでいます。
片づけは家を出ていくモノ達の門出を祝うお祭りであり、実用性より、デザインを重視したきちんとした格好で、おうちに敬意を示すためです。

すると、住んでいる人がもっと心地よく暮らすために、どのモノを残して、どこに置けばいいのか、まるでお家が教えてくれるかのように、迷いなく片づけを進めることができるからです。

持ち主がお家を大切にするための挨拶

「片づけのプロだから、お家のことがわかって、迷いなく片づけられるんでしょ?」

と思われる方もいるかもしれませんが、実は、持ち主が一番お家のことをわかっているのです。

これまで近藤麻理恵のレッスンを受けた多くのお客様が、お家とコミュニケーションを取れるようになるにつれて、「何をすてるべきか見えてきた!」「モノの置き場所が自然とわかるようになった」と言って、片づけをどんどん進められるようになってきました。

最後に、持ち主がお家を大切にする行動をご紹介します。
それは、「お家への挨拶」です。

帰ったら「ただいま」とおうちに向かって声をかけること。
家族やペットに声をかけるのと同じように、おうちにも声をかけてあげましょう。
もし、忘れてしまったときは、気が付いたときに「いつも守ってくれてありがとう」と伝えてみてください。
声に出すのがはずかしければ、心の中でつぶやくだけでも充分です。

自分とお家の関係性を見つめ直して、どこにモノを置いてほしいのか、どこを片づけてほしいのか、を感覚でつかめるようになると、片づけのスピードは劇的に変わります。

ぜひ、この機会に試してみてくださいね!