“ときめき”で残すモノを選んだら、次は収納。
ときめくモノだけを選んだ時点でだいぶモノが減っていると思いますが、これからお伝えする4つのコツを守って収納すると、思った以上に収納がスッキリして、収納力がアップすることに驚くかもしれません。
今回の記事では、こんまり流の収納のコツ、「収納四原則」を近藤麻理恵著・『人生がときめく片づけの魔法2 改訂版』より抜粋してご紹介します。
鉄則は、「とにかくたたむ」「とにかく立てる」
衣類の引き出しはもちろん、ほかのすべての収納にも活用できる、こんまり流の「収納四原則」。
それは、「とにかくたたむ、立てる、集中させる、四角く仕切る」。
中でも特に重要な鉄則が、「とにかくたたむ、とにかく立てる」
これを唱えながら収納を作っていけば、たちまちモノのカサが減って引き出しの中がスッキリしてくる魔法の呪文です。
まずは、たためるモノはすべてたたむこと。
洋服はもちろん、マフラー、手袋、ポーチなどの布系小物からビニール袋や洗濯ネットまで、手に持ってフニャッとした感触のモノであれば、まずたたんでみる。
「フニャッとしている=空気を含んでいる」ということなので、たたみことで空気を抜くと、カサが減って収納できる数は倍増します。
そして、立てられるモノはすべて立てること。
たたんだ洋服は立てて引き出しに。
その他、文房具類も薬類もポケットティッシュも、立てても倒れない自立できるかたさがあるモノなら、臆せず立ててみましょう。
立てることで引き出しの高さを最大限に生かせるし、持っている量もひと目で把握できて一石二鳥なのです。
同じカテゴリーのモノを「集中させる」
原則の3つ目の「集中させる」とは、「同じカテゴリーのモノを一か所に集中させる」こと。
家族暮らしであればまずは人別、
それからモノのカテゴリー別、
それから素材別。
この順番でそれぞれ集中させるようにすると、収納はたちまちシンプルになります。
箱を活用して「四角く仕切る」
四原則の最後は、「四角く仕切る」
おうちは基本的に四角形を組み合わせてできているので、収納や仕切りも四角が最適。
空き箱を収納に使うなら、丸や筒形よりも、ふつうの四角い箱から使っていきましょう。
どうでしょうか、とてもシンプルでわかりやすいコツばかりだったのではないでしょうか?
この4つのコツを意識しながら収納してみると、想像以上に収納がスッキリして、収納力がアップすることに驚くはず。
すべてのモノがクローゼットに収まって、部屋をぐんと広く使えるようになった!ということもよくあります。
ぜひ楽しみながら、やってみてくださいね!
(参考書籍:近藤麻理恵著『人生がときめく片づけの魔法2 改訂版』)