小物類の収納は収納家具を減らすとスッキリ広い部屋に

収納で迷うことがもっとも多いモノといえば、小物類。

小物類はカテゴリー数が圧倒的に多いので、収納場所がなかなか決まらず、頭を抱えた経験がある方も多いのではないでしょうか。

でも大丈夫。

今回の記事では、小物類の片づけのステップと収納の鉄則をわかりやすくご紹介します。

ポイントを守って収納すれば、きっとスッキリ広くなった「生まれたままの姿」の部屋に出会えるはずです。

目次

小物の片づけのシンプルなステップ

では、小物類の片づけのステップとポイントを一緒に確認していきましょう。

まず、片づけで必要なステップは大きく分けて2つだけ。

「ときめくモノを選ぶこと」と「定位置を決めること」です。

ときめくモノを選ぶことに関しては、衣類に始まり、本類、書類まで終えたあなたなら大丈夫。
自分のときめき判断力に自信を持って、残すか手放すかの選別を進めてください。

そして、小物の定位置を決めるのに必要なステップも2つだけ。

「カテゴリーで分けて」から「収納する」こと。

収納は最後に決まるので、まずはカテゴリーごとにときめくモノを選んでいきます。

収納場所の決め方については、鉄則が2つあります。

それは、「備えつけの収納から埋める」ことと「大きな小物から場所を確保する」ことです。

収納家具や収納グッズを減らすのが一番スッキリします

まずは鉄則の1つ目、「備えつけの収納から埋める」から考えてみましょう。

ここで、あなたが片づけを始める前に考えた「理想の暮らし」を振り返ってみてください。

おそらくほとんどの方が、「今より広く使えるスッキリした空間」を理想にしているのではないでしょうか。

では、今の部屋よりスッキリ広くするにはどうしたらよいか。

答えは簡単、家具を減らせばよいのです。

といってもベッドやソファを撤去するわけではありません。

減らすのは、収納家具です。

「絶対無理!」と思いましたか?でも、絶対にできます!

ぜひ、初めから備えつけの収納スペース以外は、使わないつもりで収納に挑んでみてください。

現状がどうであれ、収納が終わったあとの完成形としてイメージするのはその部屋の「生まれたままの姿」です。

床を占領している丸出しのクリアケースやカラーボックスはなくなり、押入れやクロゼットにモノが収まった、まっさらなお部屋を思い浮かべてください。

なんだか、ときめいてきませんか?

備えつけの収納に全てのモノが収まれば、部屋は「生まれたままの姿」になる

つまり、収納を成功させるコツは、「備えつけの収納場所にすべて収める」前提でモノを収納すること。

クロゼットや押し入れ、廊下のパントリー、玄関のシューズクロゼットのほか、ベッド下の引き出しやテレビ台として使っている棚など、固定家具についている収納も備えつけと考えます。

嫁入り道具の大切なタンスなど、「はじめから捨てる可能性ゼロ」のモノも同様です。

備えつけの収納が一切ないおうちであれば、もともと持っている収納家具をときめく順に埋めていけばオーケーです。

大きなモノから場所を確保するのが、ぴったりくる収納のコツ

収納場所を決める鉄則の二つ目は、「大きな小物から場所を確保する」こと。

クリアケースはもちろん、ヒーターや扇風機といった季節モノの電化製品、洋服をかけたポールなど、単純に体積の大きいモノがこれに当てはまります。

「大きな小物から場所を確保する」というのは、つまり、これらを備えつけの収納に入れてしまうということです。

もちろん、結果的に取り出して、外置き収納にすることもあります。

それでも、はじめに大きなモノから備えつけの収納に入れてしまって、空いたスペースにこまごましたモノを収納していく、という順序で収納を考えたほうが、圧倒的にぴったりくる収納がつくれることが多いのです。

制限がある中での収納作りは、まるで楽しいゲームのよう。

生まれたままのまっさらな姿に戻ったお部屋をイメージして、ぜひ楽しみながら試してみてくださいね。

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