あれ?また同じモノを片づけてる?
- 今日こそはキッチンを片づけなきゃ…
- 週末にリビングを片づけてスッキリしたい
- 帰ったら棚の中を整理しよう!
そう決意して、場所別に片づけていくうちに、「あれ?前も同じモノを片づけていたような…」と思ったことはありませんか?
昨日は洗面所の引き出しの中にあるプラスチックの歯ブラシや、化粧品のサンプルなどを片づけたのに、また同じようなモノをクローゼットの引き出しから見つけちゃった…
その場所は片づいても、別の場所では同じモノがあふれていて、なんだか終わりがないような気持ちになって疲れちゃうな…。
そんな経験もあるかもしれません。
散らかっている場所を見つけると、ついつい「すぐにここを片づけなきゃ」と思ってしまう気持ちもわかります。
でも実は、それが片づけを終わらせることができない理由なのです。
最短で片づけを進めるためのポイントが「モノ別」
場所別で手をつけてしまうと、その場ではスッキリした気持ちになりますが、後から同じカテゴリーのモノが別の場所からバラバラとでてきてしまうことに‥。
判断するのも収納するのも二度手間な上、モノの全体量も把握できないので、これでは「残す」「捨てる」の正確な判断もできません。
では、どうやったら片づけがうまくいくのでしょうか?
それは、モノのカテゴリー別で片づけることです。
「今日は洋服」「明日は本を」
そんなふうに、「衣類、本類、書類、小物類、思い出品」のカテゴリーに分けて、順番に進めていきます。
片づかないことの一番の原因は、モノが多すぎるからです。
モノが増えていくのは、自分がどれだけのモノを持っているのかわからないから。
だから、「モノ別に」すべてのモノを一か所に集めて、自分が持っているモノの量を把握した上で、「残す・捨てる」の判断をすることが大切なのです。
同じカテゴリーのモノの「全出し」が初めの一歩
モノのカテゴリー別といっても、何から始めてもいいわけではありません。
一番効率的に、最短距離で片づけを進めるための順番があります。
それは、衣類、本類、書類、小物類、思い出品。
この正しい順番で、カテゴリーごとに片づけていきましょう。
まずは、お洋服から。お家のクローゼット、ベッドの引き出し、引き出しにある全ての服を一か所に集めて見てください。
コツは、「収納から一つ残らず出して、一か所に集める」こと。
きっと、こんな言葉を言うかもしれません。
「え!こんなにたくさん持っていたの?」
今自分がどれだけのモノを持っているのかを正しく認識して、予想以上の量にショックを受ける。
そのことも、大切なプロセスなのです。
一か所に集めてモノの全体量が見えたら、いよいよときめきで「残す・捨てる」の判断をしていきましょう。