❝人は誰でも、完璧な片づけを一度でも体験すると、人生がときめくような感覚を覚えます。そして、「片づけたあと」に人生がドラマチックに変化していくのを実感します。❞
(書籍:人生がときめく片づけの魔法 「はじめに」より引用)
こんまり®︎メソッドで片づけると、お家や人生に色んな変化が起こります。
今回は、片づけ祭りがきっかけで、自分が大切にしたかった価値観を見つけて行動が変わった体験談をご紹介します。
こんなに片づけてるのになんで片づかないんだろう?
私が片づけを始めたのは35歳の時。
その当時のわたしは週5で貿易関連の会社で働いてました。
片づけは好きな方だったのに仕事、家事、育児に追われ家が片づかない。
当時は、自分のキャリアにも悩んでいました。
会社員生活は安定していて、幸せなはずだけど
「わたし、このままでいいのかな、自分が本当にやりたいことはなんだろう?」と
漠然と将来に不安を抱いていました。
そんな時に本屋さんで出会ったのが近藤麻理恵さんの本『人生がときめく片づけの魔法』でした。
”使える”だけが大切なモノとは限らない
片づけ祭りをしている時、ときめきを感じて残した”ただの空き瓶”がありました。
瓶のラベルに写るのは幕末の志士たち。
昔、その瓶が欲しくてわざわざ飲み屋さんでビールを飲み、空き瓶を家に持ち帰った記憶が蘇ってきました。
だけど、いつの間にか、飾っていた瓶たちは暗い物置部屋の片隅へ・・・。
片づけ祭りをきっかけに、そんな空き瓶を再発見しました。
「どうしてこの空き瓶にときめくのかな」と自分と対話してみたら、この空き瓶に写る幕末の志士たちにみたいに「志を持って生きていきたい!」と自分が思っていることに気付いたのです。
それからは空き瓶をクローゼットの棚に飾るようになりました。
毎日クローゼットの扉を開けるたびに、いつも自分の”志”について考え、行動するようになりました。
自分の”志”を見つけることができた片づけ
片づけたことで、13年間勤めていた会社を卒業することができました。
そしてこんまり流片づけコンサルタントとして志を持って生きるようになってから、不思議と幕末の志士たちが載ってる空き瓶の置き場がなくなったのです。
その時に、もうこの瓶のお役目は終わったのかもしれないと感じました。
わたしの名前は志布子と書いて、しほこと読みます。
35歳の時は自分の”志”がわからず迷子になってました。
しかし 片づけを通して”ときめくモノや人に囲まれて、心豊かな時間を過ごせる人を増やしたい”という”志”を見つけることができました。
片づけの目的は「ときめくモノを活かし、ときめく時間を過ごすこと」
子育て中のママさんとの片づけレッスンの時のこと。
とても綺麗なティーカップを箱に入ったまま食器棚に残そうとされていたので、「ときめくモノなら、出して使ってみましょう」とお伝えしました。
後日、その方より「レッスンで出したティーカップたちを娘が気に入って、時々娘と一緒に紅茶を飲んでいます。今はその時間が一番ときめきます。」と嬉しいお知らせをいただきました。
片づけの目的は、ただ、綺麗に部屋を片づけるだけではなく、ときめくモノを活かし、ときめく時間を過ごすこと、
わたしはそれが一番大切だと思っています。
わたしも片づけたことで、自分のやりたい仕事をしたり、大切な人とのときめく時間が増えました。
片づけは、捨てるモノ探しではなく、あなたの人生で本当に大切なモノを見つける宝探しです。
一人でも多くの方が“命の時間”を片づけに悩む時間から、ときめく時間に。
これからもお一人お一人の”ときめき”を大切にしていきます。
▼こんまり®︎流片づけコンサルタント
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