「片づけが果てしなさそう…」
「途中で挫折しそう…」
片づけを始めたいけど、始めたら終わるまでどれぐらい時間がかかるのか、気になりますよね。
「片づけにかかる時間はどれぐらいですか?」という質問をいただく時、こんまりこと近藤麻理恵は「私の片づけレッスンでは半年で終わります」と答えていたそうです。
ところが、著書「人生がときめく片づけの魔法」を読んだ人からは、
「2日半でホテルのようになりました」
「連休中の5日で完璧に片づきました」
という声も多くあったそうです。
一体どうやって終わらせたのでしょう?
「片づけ祭り」をさっさと終えて「ときめく生活」を手に入れた人たちの話を聞いてみると、なんてことはありませんでした。
正しい片づけ方の基本を、忠実に実践しただけだったのです。
この記事では、片づけをこれから始める人と、片づけを始めたけれど果てしなくて挫折しそうな人へ、片づけを前に進める6つの質問をご紹介します。
片づけを進めるための6つの質問
「残念ながら、まだ片づけが終わっていません」
「途中で挫折しました」
「片づけたのですが、リバウンドしました」という方は6つの質問に答えてみましょう。
1.理想の暮らしを最初にイメージしましたか?
これをやらないとゴールを決めずに走り出すようなものです。
もしも片づけ祭りの途中で意欲が続かずに挫折した人は、理想の暮らしが描けていない可能性が高いです。
片づけは、何を捨てるかではなく、何を残したいかを決めることが大切です。
2.まずは「捨てる」を本当に終わらせましたか?
モノを選びきる前に収納のことを考え始めたら、片づけは永遠に終わりません。
モノを減らせば、自然と収納はあるべき姿に収まっていきます。
まずは捨てるを終わらせましょう。
3.捨てるときは、一箇所にものを集めていますか?
モノを捨てるか残すか判断する時には、洋服なら洋服、本なら本を一箇所に積み上げて、自分の持ちモノの量を把握することが大切です。
自分の持ちモノの量を知らずに片づけを始めるのは無謀とも言えます。
逆に、自分の持ちモノを把握していれば、モノが増えることもなくなるのです。
4.実際に一つ一つ手に触ってときめく感覚を磨きましたか?
ときめくモノを選ぶ感覚を養うために、必ず一つ一つのモノを手で触ってチェックしてみましょう。
クローゼットに入れたまま洋服のときめきチェックをしていても、ときめく感覚は磨かれません。
片づけを通じてときめく感覚を研ぎ澄ますことで、自分の人生で大切なことを判断する力が身につきますので、ぜひやってみてください!
5.場所別ではなくモノ別で、正しい順番で片づけましたか?
もしかして、モノ別ではなく、場所別で片づけていませんか?
場所別で片づけていると、先にリビングを片づけても、また別の場所で同じモノが発見されて二度手間になってしまいます。
さらに、自分の持ちモノの全体量を把握できないのも、リバウンドする原因の1つでしたね。
また、モノ別に片づける時は、正しい順番でやらないと永遠に終わりません。
ときめき判断力が磨かれないうちに、写真や書類の整理をはじめると、何を残すか判断できずに、片づけが進まなくなります。
必ず、衣類、本、書類、小物、思い出の品の順番で片づけましょう。
6.置き場所が決まっていないモノがまだ残っていませんか?
モノを「あるべき場所」に収めることで、持ち物がいきいきと輝きはじめて、モノを大事にしようという気持ちが高まるのです。
全てのモノの定位置を決めることで、片づけ祭りは完了します。
「片づけ祭り」は「短期に、一気に、完璧に」終わらせる
一気に完璧に片づけを終わらせることで、お部屋の劇的な変化にショックを受けます。
このショックによって、「二度と前の部屋に戻らない」という意識に変わり、行動が変わり、習慣が変わることでリバウンドしなくなるのです。
何より、持ちモノは有限ではありません。
片づけは物理的な作業なので、必ず終わりが来ます。
今、ここで決意してください。
「片づけを完璧に終わらせて、理想の暮らしを手に入れる」と。
大丈夫です。
その覚悟さえあれば、誰だって片づけられます。
そして、片づけたあとにときめく人生を必ず手に入れられるのです。