片づけで残すモノは「ときめき」で決める!幸せになるためのモノの選び方。

片づけで必要な作業は大きく分けて2つ、「モノを捨てるか残すか見極めること」と「収納場所を決めること」。

そして収納を考えるのは、必ず「捨てるか残すか」の見極めを終えてから。

では、何を基準に「捨てるか残すか」を決めるのでしょうか?

「壊れてしまった」「デザインが古くなってしまった」
など、捨てる理由が明確な場合は簡単です。

難しいのは、捨てる理由が特にないモノ。

だからこそ、
「1年使わなかったら捨てる」
「一時置きの保管ボックスを作って半年に1度チェックする」
などのルールや仕組みで解決しようとする方法を見かけます。

しかし、本当にそれで片づけの「捨てる」を終わらせることができるのでしょうか?
片づけた後、今より幸せな暮らしになるのでしょうか?

今回は、幸せになるための「捨てるモノと残すモノの判断の仕方についてご紹介します。

目次

捨てることだけを考えた片づけは不幸になる

まず、片づけようと考えた時、「捨てるモノ」を探してしまってはいませんか?

実は、こんまり®︎メソッドの生みの親であるこんまりこと近藤麻理恵も、かつては「捨てるマシーン」だったそうです。

家にいるときはずっと「なにか捨てられるものはないか」と邪魔者を探し、見つけたときは「こんなところにいたのか!」と憎らしさいっぱいで掴んで、ゴミ袋に放り込む。

なのに、捨てても捨てても、家も部屋もどうもスッキリしない。

いつもピリピリしていて、のんびりできるはずの部屋にいても、気分が休まらない。

ついには片づけノイローゼで失神したという経験から、片づけで選ぶべきなのは、「捨てるモノ」ではなくて「残すモノ」だと気づいたそうです。

「捨てるモノ」だけに注目してしまうと、邪魔者を攻撃するばかりになってしまいます。

本来注目するべきなのは「何を残すか」。

その残すモノを選ぶ基準こそが、「触ったときにときめくかどうか」なのです。

“ときめき”を基準にする理由とは

「ときめくって曖昧じゃないですか?」と首をかしげる方もいるかもしれません。
ぜひ、頭で考えるのではなく、実際にやってみて欲しいのです。

ポイントは、必ず触ること。

「一つずつ手に取って、触れてみること」が重要です。
そのときの体の反応を感じてみると、モノによって明らかに反応が違うのを感じるはずです。

「ときめく感覚がわかりません・・・」
そんな方は、自分が持っている洋服の中から、『ときめく洋服ベスト3』を選んでみてください。
案外あっさり選べた人が多いのではないでしょうか。

自分が何にときめき、何にときめかないかを知るコツは、モノを触って比べてみること。

そうすることで、だんだんと自分の「ときめく基準」がはっきりしてきます。

どうして「ときめき」を基準にするのか。そう疑問に思う方もいるでしょう。

そもそも、お部屋も、持ち物も、「自分が幸せになるため」にあるのでなければ意味がないのです。

だからこそ、モノを残すか捨てるかを見極めるときも、「持っていて幸せかどうか」=「持っていて心がときめくかどうか」を基準にするのです。

心がときめかない服を着て幸せですか?
身につけることのないアクセサリーを持っていて、幸せな瞬間は訪れますか?

答えは「いいえ」のはず。

心がときめくモノだけに囲まれた生活をイメージしてください。
それこそが、あなたが手に入れたかった理想の生活ではないですか?

心がときめくものだけを残す。

すると、お部屋は理想に近づいていき、そのお部屋で過ごすあなた自身の人生もときめくものになっていくのです。

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