洋服の片づけは、片づけた後のスッキリ感、ときめき感を実感しやすいもの。
大好きなときめく洋服が並んだクローゼットが自分にとってのパワースポット、という方も多いのではないでしょうか。
でも、片づけてときめく洋服だけになったはずなのに
なんだかクローゼットのときめき感が足りない‥‥そんなお話もよく聞きます。
この記事では、クローゼットがときめかない原因と、
10分でクローゼットにときめきを仕込める裏ワザをご紹介します。
クローゼットがときめかない2つの原因
クローゼットがときめかない1つめの原因は、洋服のかけすぎ。
ハンガーにかけて収納している洋服が多すぎて、
使いにくくなっていることも少なくありません。
たためるモノはなるべくたたんで引き出しに立てて収納する、
それだけでクローゼットの収納力がアップし、
すっきりと使いやすいクローゼットになるのです。
もちろん、かけて収納したほうがいい洋服もあります。
風を通すとひらひら揺れて嬉しそうに感じられるモノや、カチッとしていて折り曲げられるのを拒否しそうなモノは、素直に「かける収納」にしましょう。
それ以外のモノは、なるべくたたんで収納するのがおすすめです。
クローゼットがときめかない原因の2つ目は、服のかけ方。
まず、基本的に同じカテゴリーのモノはまとめて隣り合わせにかけましょう。
自分と同じタイプの人と一緒にいると無条件に安心するのは、人も服も同じ。
ですから、近いカテゴリーのものを近くにかけると安心感が漂い、しっくりくる収納になるのです。
これだけで、クローゼットは見違えるほどスッキリと整うはずです。
クローゼットにときめきを仕込む裏ワザ
スッキリ整ってきたクローゼットに、さらにときめき感をアップしてくれるちょっとした裏ワザがあります。
それは、洋服を「右肩上がり」にかけていくことです。
試しに、右肩上がりの矢印と、右肩下がりの矢印を紙に書いてみてください。
どうでしょうか?
右肩上がりの線のほうがときめく感覚をおわかりいただけたのではないでしょうか。
この法則をクローゼットの収納に応用することで、いつでも「ときめき感」をクローゼットに仕込むことができるのです!
具体的には、クローゼットに向かって左に丈が長く、生地が厚く、色の濃い服を。
右にいくほど丈が短く、生地が薄く、色の薄い服を収納してみましょう。
カテゴリー別にいうなら、左からワンピース、ジャケット、パンツ、スカート、ブラウスの順にかけていくのが基本です。
色も、左から右にいくほど濃い色から薄い色になるグラデーションを意識してかけてみます。
なんだか軽やかに、ときめく雰囲気を感じられるはずです。
(写真提供:こんまり®︎流片づけコンサルタント 広田なつきさん)
10分でときめく、キレイをキープできるクローゼットに
右肩上がりに並べ替えられたクローゼットの前に立つと、不思議とウキウキとしてくるものです。
「右肩上がりのときめき感」は一度味わうと病みつきになり、カテゴリー別収納がくずれなくなります。片づけた時の、綺麗な収納をキープしやすくなるのです。
しかも、服を並べ替えるなら10分もあればできるのです。
もっとときめくクローゼットにするために、早速試してみてくださいね!