「片づけを終わらせてときめく働き方を実現するために、まずは理想の働き方をイメージしましょう」
そう言われても、いきなり理想をイメージするのは難しいですよね。
そこで、この記事では、理想の働き方を具体的にイメージするコツをご紹介します。
理想の働き方のイメージを教えてくれる一通のメール
こんまりのお客様のミチコさんより、「理想の働き方が叶いました」と題された一通のメールが届いた時のお話です。
医療品メーカーに勤めるミチコさんは、ミルフィーユのように重なった書類の山が印象的なデスクの持ち主でした。
届いたメールからは、ときめくワークスタイルを実現した、彼女のときめきが伝わってきました。
「オフィスに出勤して、自分のデスクについた時点で、すでにウキウキ気分が始まっているんです」
「定位置の棚からノートパソコンをサッと取り出して、まっさらな机にセットします」
「お気に入りのコースターにコーヒーを置いて、ミントのアロマスプレーをシュッとして、深呼吸してから仕事を始めます」
「毎日”幸せだなぁ”としみじみしながら朝を過ごせるのが、自分でも信じられません」
実はこのメールの中には「理想の働き方イメージ」を成功させるコツが散りばめられているんです。
こんまり流、理想の働き方をイメージするコツ
理想の働き方をイメージするときに大切なのは、片づけが終わった後の毎日が映像として思い浮かべられるくらい、詳細に考えてみること。
その時に必要なのが「環境」「行動」「感情」の3つの要素です。
どんなワークスペースで、何をして、どんな気持ちなのか。
この3つの要素がセットになって初めてリアルなイメージができるのです。
特に大事なのが、感情までイメージしてみること。
理想の働き方をイメージしてみた時、ハートがキュンとしたり、胸のあたりにあたたかいものが広がるような感覚になるまで、実際に体の感覚を使ってイメージしてみましょう。
理想の状態を実際に体感しているような感覚を得るまでイメージすることで、「こんな毎日を送りたい」という気持ちが自然に湧いてきて、片づけのモチベーションをキープしやすくなるのです。
もっと具体的にイメージするために、「時間軸」を用いてみるのもオススメです。
朝出社した時、仕事中、リフレッシュの時間など、、
それぞれの場面での理想の状態を想像することで、「デスクにもっと明るい色を取り入れたいな」「書類の収納場所はここのほうが使いやすいかも」といった具体的な次のステップが見えてきて、片づけのやる気がアップしていくのです。
メールや時間の片づけでも、まずは理想を考える
非物理的な片づけでも、理想の働き方を考えるステップは欠かせません。
メールの片づけであれば、どのくらいの量の受信メールがあるメールボックスで、どのようにメールを処理していく自分が理想なのか。
時間の片づけならば、どのような仕事にどのくらいの時間を使っていて、そのとき自分はどう感じているのか。
自分の仕事の生産性、効率、チームメンバーとの関係についてなど、あらゆる側面から自分の理想を改めて考えてみましょう。
そうすることで、片づけの正しいマインドセットがなされ、リバウンドしない「理想のワークスタイル」が叶っていくのです。