理想のお家を目指す中で、一緒に暮らす家族が片づけられない事を悩んでいる方は、実は少なくありません。

「私が片づけても、家族がすぐに散らかしてしまうんです」
「夫がモノをため込むタイプで、いっこうに片づけがすすみません‥‥」

特に、自分が片づけを始めると、家族の片づいていないところが目についてしまいますよね。

今回は、家族も片づけられるようになる、一番ラクな方法についてご紹介いたします。

家族のモノを捨てても何も解決しない

自分が片づけをしていると、家族が溜め込んだモノを見るたびに
「私が家をきれいにしようとしてこんなに頑張っているのに、どうして家族はいらないモノをため込むんだろう」
と、ため息をつきたくなるかもしれません。

そんな時、頭に浮かんでくるのは「こっそり捨ててしまおう」という作戦ではありませんか?

実は過去のこんまりさんも、片づけない家族へのイライラが募った末に、

長年使っていないだろうモノを勝手に捨てていったそうです。

確かにほとんどのモノはなくなっても気づかれないものの、
やっぱり気づかれた時には家族から大変な非難と抗議を受けて、
ついに「片づけ禁止令」を言い渡されることに‥。

「こっそり捨ててしまおう」という作戦は、家族の信頼関係にヒビが入ってしまう可能性もありますし、家族の片づけへの拒否感を強めるばかりで、これでは、ますます家族の片づけは進まなくなってしまうでしょう。

片づけられない家族への1番ラクな対処法とは

家族から「片づけ禁止令」を出されて自分の部屋以外に片づける場所がなくなったこんまりさんは、家族の片づいていないところが気になって仕方なかったある日、改めて自分の部屋を見回してみました。

すると、「もう着なくなった洋服」や「捨ててもいい本」が、自分の部屋からいつもよりたくさん見つかったのです。
なんと、片づけられないと思っていた家族と、同じことをしていたのです。

そこで、しばらく自分の片づけに集中することに徹したところ、たった2週間で家族にも変化が見えてきたそうです。
頑なに片づけなかった家族が、自分から片づけをはじめたそうなので、驚きますよね!

じつはこれこそが、「片づけられない家族」に対する一番の対処法。
自分のモノだけを黙々と片づけていくと、あとを追うように家族が片づけをし始めます。

片づけは連鎖反応をおこし、周りの人も次々と片づけたくなる不思議な力をもっているのです。

自分の片づけに徹すると起こること

自分の片づけに徹すると、もう1つ面白い変化が起こるようになります。
少しくらい家族が散らかしていてもまったく気にならなくなるのです。

自分のスペースを片づけて満足できるようになると、家族のモノを捨てたくなることもなくなり、共用の場所が散らかっているなと感じた時も、何も言わずにスッと片づけられるようになるのです。

家族の片づけられないところを指摘したくなるときは、自分の片づけが疎かになっているサイン。

そんな時にこそ、自分のモノにしっかりと向き合っていきましょう!

参考書籍:こんまり『人生がときめく片づけの魔法』


人生がときめく片づけの魔法 改訂版/近藤麻理恵(こんまり)