ブラジャーやアクセサリーと同じく、見た目を重視した収納をおすすめしているのが、メイク用品。
メイク用品の収納法の考え方はアクセサリーと同じで、ドレッサーやチェストを使った引き出し収納か、メイク道具一式をメイクボックスやバニティーポーチにまとめる箱型収納が基本です。
ここでもドレッサーを持っていれば迷うことはありません。
ドレッサーは本来、メイクをするという日常の動作をまるで映画のワンシーンのように盛り上げてくれる、最高の名脇役。
でも、ドレッサーがまるで廃墟のようになっていたり、ただの道具置き場になっていたり‥
ドレッサーをきちんと美しく使えている人は相当少ないのが実際のところ。
この記事では、メイクをする時間をときめく時間にできる、メイク収納のポイントをご紹介します。
メイクこそときめきが一番大切
まずはあなたのドレッサー、もしくはメイク収納を思い出してみてください。
ビンのフチから少しだけ中身がはみ出たリキッドファンデーション、フタがぱっかり開いたままのチークやアイシャドウ、散乱するブラシ類や道具たち‥。
もう何年もそこにある、消費期限が切れていそうなコスメたち。
しかも、上から茶こしで粉砂糖をまぶしたように、全体がうっすら粉っぽい‥。
そんな状態になっていませんか?
本来、メイクというのは、自分を美しくする行為。
義務ではないからこそ、ときめくアイテムやときめくシチュエーションで、モチベーションを上げることが大切です。
それにもかかわらず、メイク用品や収納が汚れていたり、洗面所でメイクをさっとすませているケースが決して少なくないのです。
メイク用品こそときめき第一。
そして、メイクをする時間をいかにときめく時間にできるかが大切なのです。
わかりやすいメイク収納のつくり方
では、メイク収納はどのように作っていったらいいでしょうか。
ポイントの1つ目は、収納のわかりやすさ。
アイテム数が多い方なら、どこに何が入っているか、完璧に把握できていることが大事です。
これはもう、いかに仕切りを作るかの問題なので、道具を駆使する必要があります。
プロ仕様のように細かな仕切りがついたメイクボックスを使うか、あるいは空き箱や収納ボックスを用意しましょう。
メイク用品をそんなにたくさん持っているわけではないという場合は、一番単純な分け方でOKです。
つまり、立てられるモノか、それ以外か。
「立てる用」の容器を一つ用意し(筒形の缶でもガラスコップでもなんでも)、スティック状の立てられるモノはすべてここに入れます。
それ以外はポーチにでもボックスにでも、まとめてふつうに収納するだけ。
ここでも立てられるモノは立てて収納すると場所が節約できますが、収納に余裕があれば、アイカラーやチークなどはフラットに並べたほうが色が見やすく、見た目にもときめき度がアップします。
ここはお好みで調整してくださいね。
スキンケア用品とは分けて収納する
ひとつメイクアップ用品の収納の際に注意したいのが、スキンケア用品と分けること。
スキンケア用品もメイクアップ用品も同じ「化粧品」じゃないの?と思われそうですが、実はモノ自体の性質が全然違います。
化粧品やクリーム、美容液などのスキンケア用品は水っぽいのに対して、メイクアップ用品はパウダーなどの粉モノやブラシなどのように水気に弱いものもけっこうあり、一緒に収納すると弱ってしまいがちなのです。
ドレッサーなどの同じ引き出しに収納する場合でも、箱を使ってしっかり仕切るなど、明確に別物扱いしてあげたほうが安心です。
スキンケア用品は洗面所に収納スペースがあれば、洗面所に収納するのがおすすめです。
自分を美しくする時間だからこそ大切なこと
メイク収納を考えるときにもう1つ大事なことは、シチュエーション。
つまり、メイクをする時間をいかにときめく時間にできるかということです。
もしドレッサーを持っていれば、ここでドレッサーの出番。
場所をとるだけの廃墟と化していたドレッサーが、メイクアップ用品を片づけたことで復活。
きちんと片づけさえできれば、ドレッサーは「その日の自分を女にしていく儀式」を盛り上げる最高の舞台に変身します。
チークの色を選んで、ブラシで肌にのせていく‥そんな日常の動作を、まるで映画のワンシーンのように彩ってくれるのが、ドレッサーという名脇役なのです。
もちろんドレッサーを持っていなくても、メイクアップ用品をきちんと収納し、メイクすることを一つの大切な時間として区切ることで、メイク時間のときめき度はどこまでもアップさせることができます。
きれいにボックスにまとめたメイクアップ用品を持っておうちの中の自分が一番ときめく場所を選んでメイクをしたり‥
ぜひ楽しく工夫をしてみてくださいね♪