片づけとは、毎日しなければいけないもの。
一生やり続けなければいけないもの。
そんなふうに考えていませんか?
「え、片づけってそういうものじゃないんですか?」という声が聞こえてきそうですが、
それは片づけの一面にすぎません。
この記事では、たった一度完了させることで人生に大きなインパクトを与える「片づけ祭り」についてお伝えします。
片づけには2種類ある
片づけには、「日常の片づけ」と「祭りの片づけ」の2種類の「片づけ」があることをご存知でしょうか。
「日常の片づけ」とは、日々使ったモノを定位置に戻し、新しく手にいれたモノを仕組み通りに整理すること。
それに対して、自分が持っているモノすべてを見直し、自分の人生にとって本当に大切モノかを問い直し、整理の仕組みを作っていくのが「祭りの片づけ」
つまり、「片づけ祭り」です。
短時間で一気にすることなので、「祭り」と呼んでいます。
「ワークスペースの片づけ」ならば職場に置いてあるモノすべて、「メールの片づけ」ならば受信箱のメールすべて、「時間の片づけ」ならば自分の時間の使い方。
仕事にまつわる全ての現状を把握し、本当に残すべきものは何かを選び、あるべき場所に戻していく。
この一連の行為が、仕事における「片づけ祭り」です。
「完璧に片づいた状態の心地よさ」を経験することがキープの鍵
「日常」と「祭り」、どちらの片づけも大切ですが、まず現状把握をして収納の仕組みを作ることなしには本当の意味で片づかないことは、みなさん実感されているのではないのでしょうか。
まずは一気に「片づけ祭り」を終わらせてから、「日常の片づけ」を考える、このステップで進めていきましょう。
片づけ祭りを終わらせて完璧に片づいたワークスペースを一度でいいから経験することで、片づいた職場がいかに心地いいものか、細胞レベルで経験することになります。
その感覚を体が覚えることで、「この片づいた状態をなんとかしてキープしたい」と自然と思えるようになり、日常の片づけを自然に続けられるようになるのです。
集中できる環境を作って、片づけ祭りを始めよう
片づけ祭りのためには、前の記事でもお伝えしたように、時間がない人ほど一気に時間をとる方法がおすすめです。
とはいえ、オフィスは自宅と違って、自分だけのスペースではありません。
できるかぎり片づけに集中できる環境を自分でつくる必要があります。
就業時間前で人が少なく、クリアな頭の状態で片づけを楽しめる早朝や、他の社員が帰宅した後の夕方の時間など、片づけの時間帯を工夫するのも有効です。
他にも、自分が片づけにのびのびと取り組めるように、席の近い人には「これから片づける宣言」をしたり、一緒片づけようと周囲の人を巻き込むのもいいですね。
正しいマインドと手順で片づけることで、理想の働き方は実現できます。
さぁ。
あなたも今から「片づけ祭り」をスタートさせましょう!