【前編】につづき、こんまり®︎流片づけエグゼクティブコンサルタントのレイチェル(加藤玲佳)さんによる「思い出の品の片づけ」実演の実況記事の後半をお届けします♪
文字通り思い出が詰まった、替わりのきかないモノだから、残すか手放すかの判断が難しい思い出品。
レイチェルさんの片づけの様子には、考え方のヒントがたくさん詰まっています!
これからの人生に持っていきたい思い出だけを選ぶ
次々に登場するレイチェルさんの思い出品は、結婚式のティアラから寄せ書きにお手紙、手作りの小物、旅行のお土産、子供時代のおもちゃ、まつぼっくりや石まで、多種多様。
他人から見たらあまり価値のないモノもあると思いますが、そのモノを手に取るレイチェルさんの幸せそうな表情から伝わるのは、思い出の品で大切なのは、モノ自体の価値ではなく、思い出すことで幸せになれる思い出だということ。
(↑思い出のまつぼっくりにときめくレイチェルさん)
それは、たとえば卒業アルバムも同じ。
ときめかないけれどなんだか手放しちゃいけない気がしてしまう‥という方も多いのですが、楽しい学生時代を思い出して幸せな気持ちになるならばもちろん残せばいいし、
もし見ることで暗い気持ちになってしまうようであれば、手放していいのです。
トロフィーなども、もし過去の自分と比べて今の自分がダメだ‥と戒めになってしまうようならば過去の自分に感謝して、手放せばいい。
おうちの空間も時間も、過去ではなく未来のために使う。
「今の自分のときめき」を基準に、これからの人生に持っていきたいモノだけを選んで残していくと、きっと心が軽くなるはずです^^
「切なくて手放せない」思い出品への考え方
「両親からもらったモノが切なくて手放せない」というコメントへのレイチェルさんの回答にも、たくさんの気づきがありました。
ときめかないのに手放せない、と思うようなら、「どうして切なくなってしまうのか」「どうして手放せないのか」しっかり自分の気持ちを掘り下げて考えてみることをレイチェルさんはおすすめしています。
その理由にある自分の気持ちに気づいていけば、
「モノがなくても思い出はここにあるから、手放しても大丈夫かも」
と思う時がきっとくる、とレイチェルさんは言います。
その時がきたら感謝して手放せばいいので、手放しにくい思い出品については、無理に今手放さなくて大丈夫。
切ない思い出も含めてじっくり味わって、その中から自分を笑顔にしてくれるモノを選んでいく。
モノと向き合うことを通じて、自分の人生を今一度味わいなおす。それが思い出品の片づけの真骨頂なのです。
ときめくモノは飾って、味わう
残したときめくモノはしまい込むのではなく、味わって今に活かすために飾るのがおすすめ!
レイチェルさんは棚の中に並べて飾って、普段眺めて味わいたい時は開けておき、来客などのときには扉をしめてスッキリできるようにしているそうです。
こんまり®︎メソッドは、最後の思い出品まで片づけてこそ。
過去に片をつけて、今の自分に力をくれるモノを選ぶところまでやることで、気持ちもスッキリして、人生がもっともっとときめいていきます。
「思い出品の片づけは困っていないし、今はいいかな‥」
そう思っていた方も、ぜひやってみてくださいね!
▶︎レイチェルさんによる「思い出の品の片づけ」LINEライブ
▶︎ご出演いただいたのは:
こんまり®︎流片づけエグゼクティブコンサルタント
加藤玲佳(レイチェル)さん
Instagram: https://www.instagram.com/rachel.konmari/
Website: https://tidyupwithrachel.jp