片づけの現場で出会う驚きの一つが、大量のストック。
ふつうの家庭で、誰でもあたりまえのように持っているモノを、信じられない量で発見した時です。

でも、ほとんどの場合、本人はそんなにたくさんストックを持っている自覚すらなく、しかも、そんなに持っているのに、いつもモノが足りなくなる不安を抱えているというのです。
この記事では、ストック過剰を防ぐための収納のポイントと、
買いすぎ・ストックしすぎをやめられないあなたのための裏ワザをご紹介します。
片づけ現場で出会う、信じられない量のストックたち
数多くの家を片づけてきたこんまりさん。
片づけの現場では、様々な「大量のストック」に遭遇してきました。
歯ブラシ60本。
ラップ30本。
トイレットペーパー80ロール、
そして極めつけは、なんと綿棒2万本!
綿棒2万本は、毎日1本使うとしたら使い切るのにじつに55年かかるといいますから、まるで冗談のような話です。
でも、これらはすべて実話。
しかも不思議なことに、ほとんどの人がこれだけの量を持っていたことに片づけをして初めて気づくのだそうです。
そして、これだけの量を持っているにもかかわらず、いつも「足りない」「ストックが切れたらどうしよう」という不安を感じているのです。
まだストックが2個余っているのに、さらに5個買い足してしまう‥
そんなことも、身に覚えがある方も多いのではないでしょうか。
こうして発見されたストックたち、どうするかというと、そのまま使うしかありません。でも、実は、ストックしすぎで劣化したモノもあり、もったいないことに捨ててしまうケースも結構あるのです。
ストック過剰を阻止するためのルールと収納のポイント
では、ストックしすぎを防ぐにはどうしたらいいでしょうか。
ストック過剰を阻止するポイントは2つ。
- アイテムごとにストックの上限数を決めること
- 収納スペースを明確に区切ること
こんまり®︎メソッドではときめきの感覚を大切にしていますが、
ストックに関しては、感性ではなく、数字とルールの問題なのです。
このときばかりは「ときめき」は脇に置き、限りある家の収納残高と向き合って、どのくらいのスペースをストックに割けるのかを冷静に考える必要があります。
ストック品の収納のコツは、
引き出しの中や収納ボックスの中で立てられるモノは立てて並べる。
同じカテゴリーのモノは分散させない。
要するに、ストック数を常に把握できるようにすることが大切なのです。
それでもストックが減らない場合の裏ワザ
ルールを決めて収納しても、ストックがなかなか減らない、買い足す癖が治らない‥
そんな場合の裏ワザは、過剰な分のストックを一度手放してしまう方法。
人に譲る、寄付をする、リサイクルショップに売るなどして、一度身軽になってみるのです。
「せっかく買ったのにもったいない」と思うかもしれませんが、一度ストックを限界まで減らした生活をしてみるのが、片づけられるようになる一番の近道。
余計なストックのない生活を一度経験すると、あまりの解放感がやみつきになり、その後はまったくストックがたまらなくなるのです。
実際にストックが切れてしまったときも、どのくらいの期間買わずに過ごせるか、他のモノで代用してみたり省略してみたり、いろいろ工夫してみるのも楽しいもの。
ストックが切れてもなんとかなるとわかれば、「足りない」不安から解放されます。
ついストックを溜め込んでしまう方は、まず、自分が持っているストックの量を把握すること。そして、必要最低限のストックに絞ること。
ぜひやってみてくださいね!
(参考文献:近藤麻理恵著『毎日がときめく片づけの魔法』)