子どもの作品やお手紙、記念品などの「子どもの思い出の品」。
今まさにどんどん増えて溜まっていっている‥という方も、
段ボールに入れたまま、大量にとってある‥という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回片づけをしてくれた鈴木美帆子さんも、子どもが小さい頃の作品や思い出品を段ボールに詰めたまま、数年間開けないままの状態でした。
息子さんが20歳を迎え、娘さんが家を出て独立するという子育て卒業の節目に、
「子どもの思い出品の片づけ」にチャレンジしてくれました!
今回の記事では、こんまり®︎流片づけコンサルタントであり株式会社KMJ(チームこんまり)のメンバーでもある、鈴木美帆子さんによる片づけの実演の様子をお届けします!
子育ての思い出が詰まったモノと向き合ううちに、感極まって涙する場面も‥。
過去の思い出を味わい尽くして、これからの自分の人生をもっとときめかせる勇気をもらえる、美帆子さんの片づけ。
ぜひ読んでみてください!
(2021年4月に開催した「子どもの思い出品の片づけ」LINEライブより、内容を抜粋してお届けします。)
思い出品から始めると失敗する!
子どもの作品や思い出品、過去の写真が溜まって気になっている‥
そんな方にも、まず気をつけていただきたいことがあります。
それは、いきなり思い出品の片づけから始めないこと!
文字通り、子どもが小さい頃の思い出が詰まったモノや写真たち。
いきなりこれを片づけようとすると、写真や思い出品を眺めるうちに気づけば時間が過ぎ、何も判断できないまま一日が終わってしまった‥‥なんてことに。
思い出品の片づけから始めると必ず失敗する、と言っても過言ではありません。
思いが詰まっている上に、替わりがきかないので、残すか手放すかの判断が難しいのが思い出品。
まずは判断がしやすい洋服の片づけから始めて、本、書類、小物と順番に片づけを進めることで“ときめき”による判断力を磨いていく必要があるのです。
思い出品に手をつけるのは、一番最後。
美帆子さんは、「思い出品は一番難しいけれど、一番楽しい片づけ」と言います。
ぜひそれを楽しみに、まずは洋服から、自分のモノを片づけていってくださいね!
子どもの作品整理は急がなくていい
子どもが小さい頃は、日々子どもの作品が溜まっていきますよね。
美帆子さん自身も、日々増える作品の中から、自分なりに取捨選択して厳選したモノを残していたといいます。
でも、現在お子さんを育てている方に向けて、美帆子さんは「子どもの作品は急いで手放さなくていい」と言います。
美帆子さん自身、子どもたちが自立して、引っ越して生活スタイルが変化する、今がちょうどいい片づけのタイミング。
もう子どもの作品が増えなくなったタイミングなど、誰しもちょうどいいタイミングがあります。
思い出品は、特に遺品など、心の整理が必要なモノも多いもの。
だから、思い出品の片づけは急がなくて大丈夫。
自分自身と向き合いながら、「もうこの思い出と片をつけられるな」という時期がくるまで待ってから片づけをすると、無理なく、スムーズに片づけが進みます。
理想は「厳選した何点かだけを、センスよく飾る」
片づけ前の段階で、段ボールなど3箱分の子どもの思い出品を持っていた美帆子さん。
マンションに引っ越した今、「これを全部収納するというのは、自分にとってときめかない」と言います。
こんまり®︎流片づけは、まず最初に「理想を思い描く」ことから始めます。それは、思い出品の片づけでも同じ。
子どもが大きくなって自立した今の美帆子さんの気持ちは、
「子育てを頑張って、子どもが自立した喜びを実感したい」
だから、子どもの作品がいたるところに貼ってあるような状態は理想ではないと言います。
時々は昔を思い出して微笑ましく思いたいし、この先孫が生まれて自分の家に遊びにきたときに見せてあげられるように、何点かはとっておきたい。
今までは子どもの思い出品は「とっておいただけ」で、数年間箱を開けてもいなかったといいます。
片づけ後はときめく思い出品は日々目に見て味わえるように、子どもの作品が何点か、センスよく置かれている状態を目指したいと理想を描きました。
手を動かす前にこうして理想を描くことが、成功の鍵なのです。
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実際の片づけの実演は、【後編】に続きます!
▶︎動画で見る(「子どもの思い出品の片づけ」LINEライブ)
▶︎ご出演いただいたのは:
株式会社KMJ コミュニティーディレクター
こんまり®︎流片づけコンサルタント
鈴木美帆子さん
Instagram:https://www.instagram.com/sparkjoy_mihoko/